宮古・山田に行った

被災地の一つである、宮古市・山田町に支援の目的でいきました。
もともと、年度明けに宮古市の相談支援事業所へスーパービジョンをする予定でしたので、理由もミッションも明確になっていました。

 朝5時台のバスに乗って、宮古市へ。朝10時まで作戦会議をして、その後アウトリーチへ出かけました。私達のミッションは、地域で過ごしている障害者の方々が無事で暮らしていけるための支援をする事。
 山田町では、母親が津波で流されてしまった方のお宅に行きました。一人で暮らしていけるかどうかというと、かなり困難がありそう。それでも、現状では何かの決断を迫るわけにはいかない。おそらく、喪の過程を経て、自分で意思決定していく必要があります。何せ、母親はまだ「行方不明」なのですから。
 他にも、たくさんのことがありましたが、割愛します。

 どれだけ時間がかかるかわからないのだけれど、どれくらいの人が仕事を失い故郷を離れるのかわからないのだけれど。
 その時間が短くなったり、故郷を離れなくて済む人が多くなったり、人生捨てたもんじゃないなと思う人が多くなったり、そうしてほしいので、僕はこれからも、週末を使って、ときどき、被災地に応援しに行きます。