守備力を高める

このお盆休みは祖先のお墓をいくつかまわってご挨拶と供養をして、お迎えした方々のことを思い出した。小さい頃に田舎の縁側で将棋をしたことを思い出した。
小さい頃の将棋や囲碁の対局では、相手の手筋を知って受けきることが苦手だった。自分が考える手筋の先を考えることが先で、相手の手筋を考えることは無理なんじゃないかと思っていた。
でも、経験していくと相手の手筋を考えて受けることも、少しずつできるようになるようだ。
特に将棋では、あんまり長くは考えないんだけれど「これなら相手の寄せが届かない(と思う)からまだ手を入れなくて大丈夫」とか考えるようになってきた。高校生ころは「と思う」の精度が低かったり頭になかったりして、よく痛い目にあったっけ。
ひょっとしたら、守備力ってそういうものかもしれない。周囲の状況に気づいたときに必要に応じて手をいれるアイデアと行動力。
明日からまた平常通りの毎日に戻ります。