オードブルとメイン、クロスカントリーとオリエンテーリング

いま、ある本の翻訳をしています。
自分で論文や原稿をイチから書くのとは違う面白さ。


翻訳は、ある程度完成された道筋を辿りつつ、自分なりの解釈によって再現していく過程。
たぶん、料理でいえばオードブル、走るスポーツでいえば、クロスカントリー


一方、自分でイチから書く場合、レシピ自体も自分で考える必要があるし、読み手の解釈と自分の書き方とのせめぎ合いになる。
でもそこには、ルールが全くないわけではなくて、チェックポイントとか食器が決まっている。
だから、メインディッシュとかオリエンテーリングに当たるんだろうと、おもう。


オードブルを作る小気味のよい楽しさというのは、最近になって知った。
それは、メインディッシュを作ったことがあるから、オードブルの小気味よさを感じられるんだろうなとも思う。



今日の仕事。
9:00 ある北米の博士課程のシラバスをみて、博士課程で学生がどんな学習をしているかをまとめる。
10:30 ある学会誌の査読委員になることの受諾レターを送る。
11:00 ある研究の計画書にコメントを求められていたので、返事を書く。全体的にいい計画だなあと思った。
12:30 看護実習で、看護技術の経験をどのように確保したらいいか、技術経験に偏ることに弊害はあるかという質問を受けたので、返事を書いた。
14:00 自立支援法のうち精神障害に関することの原稿を書いていて、その初校原稿に筆を入れたので返送する。