卒論の体裁

14:00
卒論委員会*1の会議。卒論の体裁を決定する必要があるらしい。
どこの大学でも卒論は同じじゃないかと思ったけれど、何かのコンセンサスを得る必要があるらしい。


「研究としてしっかりしてなくちゃ」という発言をよく聞く会議だった。一方で、学生が学士を取得する段階での到達目標が明らかでないように感じた会議だった。
僕は、技術系学問領域の卒論は、メディアリテラシーと論理的構成力がしっかりしてればいいと思っている。調査をするとか、統計的手法が必要だとか、そんなのよりも「なぜ調査をする必要があるのか(自分の思い込みで結論付けないため)」「なぜ統計的手法を用いる必要性があるのか(偶然が左右した結果を確からしく表現することを避けるため)」という、論理性の背景となる考え方を確かめる必要があると思う。


「うそ、大げさ、まぎらわしい表現はやめましょう*2」という考えかたを持つことが重要なのだと思うのだよなぁ。それでとりあえず、社会人として生きていけるでしょ。


1年間あるから、体裁づくりはゆっくりやるか。

*1:卒論に関することを話し合う委員会があるのです

*2:JAROの受け売り