自然体験が多いほど高学歴?

子供の時、自然の中で遊んだ体験が豊富なほど高学歴になる? 独立行政法人国立青少年教育振興機構」が、こんな調査結果をまとめた。自然経験が豊富な大人ほど、大学・大学院を卒業・修了した割合が高かった。「知的好奇心が刺激され、学習意欲が向上する可能性がある」。専門家がこう分析するだけではなく、自然体験を授業に取り入れている学校からも「子供たちの学習意欲が高まった」という声が聞かれる。自然経験と学習の“相関関係”に注目が集まりそうだ。(植木裕香子)
 同機構は、昨年11月、20代〜60代の男女計5千人にインターネットを通じてアンケートを実施。「海や川で貝や魚を捕ったこと」「夜空いっぱいに輝く星をゆっくりみたこと」があるかなど子供のころの自然経験計30項目について聞いた。
 その上で、項目ごとに経験の度合いで「何度もある」を2点、「少しある」を1点、「ほとんどない」を0点と点数化して集計。総合得点が120点以上の「上位層」は、大学や大学院修了が50.4%と過半数を占めた。これに対して、119〜76点の「中位層」では48.6%。75点以下の「下位層」では45.4%と、大学・大学院修了は徐々に割合が下がった。
 また、収入面でも自然経験の度合いが高い方が、高収入という傾向が出た。上位層は年収750万円以上が16.4%だったのに対し、中位層では12.7%、下位層では11.0%だった。調査にかかわった千葉大学の明石要一教授(教育社会学)は「自然で遊ぶことで探求心や知的好奇心が刺激され、学習意欲や社会への関心が高まるのではないか」と分析する。
(産経新聞Web版)
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100620/edc1006201956002-n1.htm

自然を体験していることは結構意味があると思う。
でも、身近にその自然を楽しむ事を知っている人がいないと、あまり意味ないかも。
(でないと、田舎に住んでる方が進学率が高いことになってしまう)

あくまでも「体験する」ことが影響あるのであって、「生活している」こととは別。