反復することによる成長

今年の年末年始、面白い仕事をしました。


ある学校の要請で、看護師国家試験対策の講義を5回(5日間)行ったのです。
2週間くらいの間に、同じ講義を5回するのは初めてなのでしたが、とてもいい経験になりました。


僕の場合、1回目と2回目の間に大きな改善が行われるようです。
1回目は時間配分がイメージしにくいことがあるのですが、2回目にはほぼ修正されてきています。
3回目以降は、ほとんどレベルの違わない講義を行えました。


3回目以降には、相手が聞き取れる範囲や書き取れる範囲のギリギリを狙うことが出来るようになっていきました。
黒板を活用するタイミングや内容も、少しずつ変化していきました。


何かを反復する経験は、大人になってからはそう多くありません。
特にこの仕事をしていると、一期一会なしごとがほとんどで、反復する経験がほとんどありません。
けれど、今回の経験によって、一発勝負の仕事の時に自分には何が工夫可能であるかを知ることができました。
例えば、時間の配分や例示の仕方については、1回目では洗練されていないことが多いということ。


というわけで、今年は冒頭からいい経験ができました。