熱くなった、のか?

ambohiro2006-10-03

写真は、今日食べたアイス。やっぱ、クリスピーは美味しいね。


8:50 基礎看護学Ⅱの授業。今日は僕ではないK先生の担当回。
   なので、どんな内容になるのか楽しみにしていた。
   演習で、自己評価と他者評価の演習を入れると聞いていたのだが・・・。
    評価項目が、きわどいものばかり。
 「容貌」「女性らしさ(男性らしさ)」「気分の浮き沈み」「年齢」「健康」
   学生が、戸惑っているのが目に見えた。
  

   そこで、演習時間の途中で、以下のような事をK先生に言った。

「この演習、意図はわかるんですが、学生が戸惑っているように見えます。自己評価と他者評価の違いを体験してもらう場合には、他者評価を額面どおりに受け入れられることが大前提になります。ですが、このような価値観や遺伝的要素や精神性が強い項目で他者評価すると、たぶん学生たちは友人たちによい評価を与えなければと思うでしょう。そうすると、自己評価と他者評価の違いは、遠慮するかどうかの違いになってしまいます。こちらの意図を誤解なく伝えるため、演習のあとで丁寧に解説することが必要ではないかと思います。」

K先生は僕の意見を受け入れてくれて、学生に対してとても丁寧に解説をしてくれた。


演習時間の間に先生と話した事は、あまり良くないことだったかもしれない。
K先生の威厳を損ねてしまったかもしれないから。
いつもの自分だったら、感想を聞かれない限りあのようなコメントはしなかっただろう。
僕が熱くなってしまった、ということなのかもしれない。


だけれど、意図もあるわけで。
グループワークでもっとも重要な事は、参加する学生が安全に参加できる事 だと思う。
違和感を感じながらも参加するのは、その学生にとっていい結果を生まない。
心理とか人間関係についての演習で不全感を感じてしまうと、却って苦手意識が強くなる。だから、主張した。


丁寧に解説したあとのK先生の講義では、真面目にノートを取っている学生が多かったように、思う。K先生には、申し訳ないことをしたかもしれない。でも、メッセージを丁寧に伝える事で学生に誤解なく伝わったと思うので、K先生もわかってくれるんじゃないか、と思う。


そんな自分の思いをどこかに書かざるを得ないから、ここに書いた、そんな夕暮れ。