体形変化「実感」6割 ダンス効果を検証

フィールファイン 生活習慣病予防 体形変化「実感」6割 ダンス効果を検証

 産官学連携で健康な体と心をつくる新事業を展開している「フィールファイン」(東京都千代田区、棚橋孝江社長)は、スイングダンスとエクササイズで体形を改善し、生活習慣病を予防する検証を行っている。参加者のアンケートで六割以上の人が体形変化を実感しており、同社は六月までかけて、計測機大手の浜松ホトニクス早大などと開発中のシステムで身体、運動、精神の十六項目の「活性度」を測定・解析。成果が実証できれば、システムを商品化する。  フィールファインが目指しているのは、「飽きずに楽しく続けられるエクササイズ」(小野寺正道取締役)で得られた体形改善を、客観的に立証することだ。例えば、背骨の形を計測して「いい姿勢」になったことを数値で示すという。「楽しさ」にこだわるのは、マシンに黙々と向かうようなジムのトレーニングが長続きしないケースが多いためだ。  アンケートでは、参加者の約97%がスイングダンスを「楽しかった」と評価。「体が軽くなった」「姿勢がよくなった」「足が細くなった」と成果を実感している。  今後は体形を三百六十度、三次元で量ることができる計測機で、筋肉量や持久力、脳波による快適度など大別して十六項目にわたる心身の「活性度」を計測し、結果を解析。評価の基準を作っていく。  こうした技術はまだなく、浜松ホトニクスなど産業界は計測や解析ソフト開発、早大、杏林大、東大は学会や論文による成果発表に役立てる。  フィールファインでは運動と計測、解析のシステムができれば、ジムや自治体の保健所、企業の健康保険組合などに販売していく。「団塊世代」の大量退職などを控え、「病気の治療よりも予防にお金を使う時代になっている」(和田総一郎取締役)と、海外も視野に市場拡大に期待をかけている。(産経新聞 - 03月27日 11:59)

あれ、この事業、岩手県立大学が滝沢村と共同で行っている事業に似ている・・・。
先を越されてしまいそうだなぁ。でもがんばりまっす。