糸山英太郎のコラム

今日と明日は、県立中央病院で学生実習のための準備をする日。
雪がすごいのでバス通勤している僕は、バスの中でいろんな物を読んでいる。


今日は、糸山英太郎のコラムをいくつかプリントアウトして読んでみた。
例えば最新のコラムでは、JAL経営陣と接した感想が率直に述べられている。
その一部を引用。

私は、新町社長の口から「あの人は・・・派、あの人は・・・派」との言葉を聞いている。この言葉を聞いてこの人にJALの経営は任せられないと思った。JAL再建に最も重要なことは、全社員が志を1つにして目標達成に邁進せねばならないのに、会社トップがこのようなことを言っているようではまとまる訳がない。
私自身、JALの組合には言いたいことが一杯ある。航空業がサービス業であることを理解しているならば、乗務員の配置はどうあるべきか、そう言った点では組合の譲歩を強く促したいと思っている。会社再建の鍵は労使協調にあるが、新町社長の考え方、そして「役員報酬は20%以上カットした。株主には無配にした。だから従業員も10%カットを認めろ」だけでは組合の協力は得られない。株主同様、従業員に対しても10%カットを3年間我慢しろと云うわりには、我慢した後のインセンティブ、会社の将来像がまるでない。これでは、単に社員のモティベーションを下げるだけである。そのことが、整備等で問題を起こしている原因であることを新町社長は気が付いていない。

糸山英太郎のコラムは読み応えがある。


あれ、このコラム、JALを別の用語に変えるといろんな集団にあてはまりそうな気がするなぁ・・。