年頭言:今年は感覚を大事にしようかな

ここ数年、デジタルな世界で生きることの多いワタクシ。
手はキーボードを打ち、足は靴でコンクリの上を一定のリズムで歩き、アタマは効率を考えることが多く、食事も時間や費用との対応を考えることが多い。
なんだか自分の体が感じる感覚もデジタル化しているというか、自分の体が感じる感覚の意味が縮小しているなぁと思う。
美味しいものを食べて「うまい!」って感じることとか、さらさらとした水の流れに手を浸して「なめらかだなぁ」と感じることとか、そういった経験が最近少ないような。
この仕事をしてから「感じる」という言葉自体を「アタマで感じる」ことが多くなっているからなのだと思う。(アタマでというのは、言葉を解釈するとかそんなこと。)
情報をつかむことのためじゃなく、意味なんてどうでもいいから感じることのために、少し身体を使ってあげたいなぁ。