ロンドンから帰国

ロンドンから帰った感想を。
楽しいだけじゃなくて、いわゆるカルチャーショックを受けた。
日本や中国などの東アジアでの歴史の積み重なりとは違った積み重ね方と現代への息づき方があると感じた。
全体的に、日本よりも歴史を尊重している(保守的ってこと?)印象がある。景観を守るとか観光地としての価値を損なわないようにとか、そういう動機でいるわけではないのだろうなぁと感じた。(鎌倉や京都でマンション建設の問題が議論されるときに景観の問題になっているのだけれど、ロンドンの景観を成立させているのは観光地としての価値づけではなくて、歴史(国家民族の誇り?)を自分たちで持ちつづけようという考えのような気がした。)
ロンドンの街中を歩いていると写真に撮りたくなるような美しい光景がそこかしこにある。街全体が美しいから、ある場所をある角度から撮影することにこだわらなくても、素敵な光景に出会うことができる。「その場所に行った記念」の写真ではなく、「その場所で心動いた記憶を忘れないための写真」を撮りたくなった。


博物館も美術館も無料で閲覧できるのだけれど、市民が騒いだりすることもなく自由に楽しめた。展示物を見る順路がないなど、見る人の楽しみ方に任されていた。


写真などをアップするのはまた後日!

ちなみに、行った主な場所は
大英博物館、現代美術館などなど。