思春期やせ症早期診断指針

ニュースじゃないけど、yahoo!の新語でこんなのが紹介されていたので紹介。

思春期やせ症早期診断指針 (2005年11月22日)

「思春期やせ症」は、若い女性がストレスや無理なダイエットなどをきっかけに体重が急激に減る症状で、「拒食症」ともいわれる。極端な場合は、死に至ることもある。慶應大学講師の渡辺久子を主任研究者とする厚生労働省の研究班は、この「思春期やせ症」の早期診断指針を2005年8月にまとめた。「思春期やせ症」の初期は本人が元気なために、家族など身近な人からも気づかれにくい。しかし、症状が進んでからの治療はむずかしいという。指針は体重の成長曲線や脈拍数に注目し、学校などで早期発見ができるようにわかりやすい目安を示している。指針では、学校検診などで得られた1〜18歳の身長と体重のデータから、7本の成長曲線を作成。5〜6歳ごろの値から自分の成長曲線を決め、その曲線から一つ下の曲線に落ちたり、標準体重の85%以下となったりしたうえ、安静時の脈拍数が1分間に60以下の場合は、医療機関で精密検査を受ける必要があるとしている。

うつや思春期やせ症は、早期に発見することが重要だから、こういうスクリーニングのための統一された基準ができることは意義があると思います。