臨床心理士及び医療心理師法案

心のケアの国家資格、別々検討の2つを1法案に一本化

 病院や学校などで心のケアを行う専門職として、超党派の二つの議員連盟が別々に検討していた二つの国家資格について、両議連は5日午前、合同総会を開き、一本化した法案に二つの資格とも盛り込み、超党派議員立法で今国会に提出することを決めた。施行は来年4月の予定。  法案の名称は「臨床心理士及び医療心理師法案」。要綱骨子によると、医療分野に活動を限る「医療心理師」と、医療だけでなく学校や企業などあらゆる分野で活動できる「臨床心理士」の、二つの国家資格が設けられる。  当初、医療心理師の実現を目指す厚労族議員が議連を設立。これに対して、文教族議員が、医療分野以外でも心理士の重要性が高まっているとして、「臨床心理士」という同名の民間資格の国家資格化を目指す議連を設立。資格の一本化に向けて協議が行われていた。  「医療分野は医療心理師、医療を除く他の分野は臨床心理士」という住み分けの案もあったが、現行の臨床心理士の3―4割が医療・保健分野ですでに働いているといった実態などから、変則的な形になった。この結果、医療分野で二つの資格が存在することになり、国民にとって分かりにくい仕組みとなった。 (読売新聞) - 7月5日12時10分更新

2つの心理職ができることは、ちょーっとばかばかしいなと思ってしまいます。
まぁどっちでもいいけど、いつかは統合してよねと思う今日この頃。