広島・緩和ケア支援センターに行ってきました

広島の緩和ケア支援センターに行ってきました。
広島の緩和ケア支援センターは、がん患者さん向けのデイケアセンターを有していて(全国初、唯一)、この3月で運用から6ヶ月となっています。デイケアってことは、在宅で過ごしているはずですから・・・僕が参加している研究班のコンセプトにも合っていると言う事で行ってきました!
見学したときには、折り紙をしたりピアノを弾いたりして思い思いの時間を過ごしていました。デイケアを利用する方々は総じて素敵な表情をしていました。
電話相談の多くはご家族からとのことでした。「明日、じぶんの夫が告知をうけるんだけれどどう接すればいいか」とか「退院させられるんだけれど自分の近所に緩和ケアのできる訪問看護ステーションがあるのか」など、デイケア関連だけではなくさまざまな質問が寄せられるということでした。
ボランティアが50人以上登録しているということでした。ベッドカバーや施設内の飾りを手作りしてくださっている方、利用者さんの隣に座っている方、資料室で資料の案内をしている方など様々な方がいらっしゃるなぁと思いました。


現在、がん患者さんのうち在宅死はおよそ6%(全国平均)。しかしこの数字はもっと高い割合になってもいいはず。すくなくとも、自律的な選択が可能になってほしいなと思っています。


広島緩和ケア支援センター
http://www.pref.hiroshima.jp/fukushi/byouin/center/