ずっとおぼえている

小学校時代の恩師が亡くなりました。明日、法要にいってまいります。*1



先生に怒られたことは沢山あるはずなのに、目に浮かぶのはニコニコと微笑んでいる顔です。授業中に隣の子と喋っていたり、給食の残りを巡ってジャンケン大会始めちゃったり、まぁ騒々しい子供だったと思うんですが、そう言うところでは注意するくらいだった覚えがあります。
不正にはすごく厳しい先生でした。他の子がテスト中にカンニングをしていたとき、教室中の誰もがびっくりするくらいの声で怒り、先生まで涙を浮かべていたように思います。
吹奏楽部で頑張っている子が大会直後のテストで成績が悪くて悩んでいたことがあります。そのとき先生はテストを渡しながら「やりたいことが出来ることが一番だ」と言っていたことがすごく印象的でした。それからその子は吹奏楽部の指揮者として力を発揮して、確か吹奏楽部は何かの大会で一番になったのでしたよね。

大学に合格したとき、地元に就職して帰ってきたとき、真っ先に連絡してくれたのが先生でした。当時は特別なことという意識を感じなかったのですが、小学校の先生でそこまで気にかけていて下さる方もいないです。

先生の人となりにあこがれては諦めかけるという事の繰り返しをしてきましたが、もう諦めることはしません。先生に見守っていただいたことを忘れずに、生きていきます。

*1:10月7日に知っていたのですが、ショックでここには書けませんでした。