明日から4月

今日の岩手日報に心のケア関連の記事が載り、僕の背中が映っていたらしい。背中で語る。

明日に岩手や宮城で門出を迎える方々には、きっと震災の復興の言葉が向けられるだろう。
善意を持てとは言わないまでも、悪意を持たないようになってくれたらなあと思う。
今回の震災の前後で感じたことは、非常事態に自分の都合のいいように行動したり規範を作ろうとしたりする人が出てくると、それを押しとどめることは常時よりも難しいということだ。事態が急展開しているときには悪意は覆い隠されやすい。

明日から、新しい年度が始まる。
明るいか暗いかという世相は、もうあまり気にしないことにした。暗くても目が慣れてきて、前を向いて歩くだけの明かりはありそうに思う。だから、前を向いて一歩ずつ歩いていく。