数人の人のために

最近、外での仕事が多い。
今回の連休を含めると、ここ1カ月で700人以上のひとに自分の声を届けた事になる。
そのため、一つ一つの場で自分が出来る事が、とても限られてきていると感じる。
何百人も相手にする仕事をすると、充実感もあるのだけれど、
相手の顔が見えなくなってしまう。
一人ひとりの人と目を合わせたり、共鳴したりする事が難しい。

80人を相手にする授業だって、かなり難しい。
100人を超えると、全ての聴衆の反応を感じながら進めるのはほぼ不可能になる。


僕は、相手の反応を感じてエネルギーにするタイプだ。
だから僕は、大規模な講演は、今のところ、連続では難しい。
心のカラータイマーが鳴ってしまう。



あるアーティストの歌ではないけれど、
今の僕は、ただ一人のための、または数人のためのヒーローになりたい。


僕自身が、つまずいたり、転んだりすることもある。
下手をしたら、人より多くつまずいたり転んだりしているのではないかとも思う。
それでも、誰かのためのヒーローでありたいと願う。

ウルトラマンが3分では日本全国をカバーできないことを知っているように、
僕も、自分ができないことを知って行動するようになってきている。

まずは数人の人のために、やっていきたいな。
その上で、僕がどんなことになるかは、世間が決めると思うから。