ジニー・フラスコ

フラスコ、といっても理科の実験室にあるフラスコではありません。
フラスコというのは、携帯酒瓶のこと。銀色をしていて、平べったくて、小さな蓋がついている、そんなフラスコが一般的なイメージじゃないでしょうか。


なぜそれを急に題名にしたのかと言うと、思い出したことがありまして。
先日大河原の花見に行った時に、お湯があってすごく重宝した*1のでした。
携帯用の飲み物入れっていつ使うんだっけと思って、お昼休みにいろいろと思案していました。


そんで思い出したシーンが、映画「誰が為に鐘は鳴る」のなかでフラスコが登場するシーン。
お湯じゃなくてお酒ではありますが、旅先*2で温かさをくれる飲み物が飲めるという安堵。
場合によってはその飲み物を回し飲みする連帯感*3も、安堵感をもたらすものかもしれません。
そうか、出先で温かい飲み物が飲めるというのは安堵感をもたらすものなのだなぁと、思い出したのでした。


ちなみに、題名につけた「ジニー・フラスコ」とは、映画「誰が為に鐘は鳴る」の原作者であるアーネスト・ヘミングウェイが持ち歩いていたというフラスコの名称です。
フラスコに名前を付けていたこと、しかもそれが女性の名前であること、そんなあたりがヘミングウェイらしいなって思っているので、タイトルにしてみました。
ヘミングウェイにとっての安堵感がなんだったのか、少しうかがい知れるエピソードかなって。


久々に、日記と関係ない文章でした。

*1:まきんこさんが持ってきてくれたのです

*2:映画では戦争ですが

*3:2月に韓国のナ先生とウオッカをフラスコで回し飲みした時、嬉しかったもんなぁ。