看護診断で「○○に関連した」って 

9:00 東京で、日本精神科看護技術協会の認定看護師養成の講師をする。
   看護診断の話に関心がたかいみたいだ。
   少しびっくりしたのは、看護診断を「用語だけ」使っていて、Signs & Symptomsを活用してないケースが多いということ。
   (某看護学校では、診断用語だけ使っているらしい)
   それじゃあ、意義が半減しちゃうじゃん、と思いながら講演したのでした。
15:00 講義を終えて日本精神科看護技術協会の人々とはなす。
   看護の重症度・看護必要度の記録を毎日記録してほしいということを
   開発者の筒井先生がおっしゃっていたのだということを聞いた。
   えぇーーーーー。
   医学的診断名、年齢、知的水準などによる影響を考慮しないままに開発したことを筒井先生自身がよくご存じのはずなのに、よくそこまで(毎日記録せよなんて)言えるなぁと思った。
   不十分なものは不十分なのだから、無意味に臨床に負担を強いる*1ようなことはやめてもらいたい。


その後、オアゾや丸ビルで、久々にのんびり楽しく過ごしました!   

*1:看護必要度、ある一定期間だけでなく毎日記録をするということの意味がないと思うのです。曜日ごとの必要度の違いが出たとしても、それを勤務上の傾斜配置に応用することにはあまり意味がありません。だって業務量は必要度だけではなくオペなどの診療予定によっても大きく変動するのですから。ましてや、夜勤のときにも必要度を記録しろだなんて言っていたとしたら・・・オカシすぎる。