国立新美術館で20世紀を振り返る

いい天気なので、国立新美術館へ。


朝から行列だったけれど、館内展示では行列がなくてほっと安心。
僕が見たのは、20世紀の絵画を中心に、20世紀という時代を振り返ろうという企画展。
写実性から抽象性へと変化したこと。
直線を使うことでスピード感を表現しようとしたこと。
絵画に物質性を持たせようとしたこと。
大量消費をモチーフにしたポップカルチャーの登場。
さまざまな変化を振り返ることができ、美術を鑑賞したというよりも歴史を学んだという感想を抱いた1日だった。


20世紀と言っても1980年ごろまでの紹介で終わっていたこともあり、ポップカルチャーや抽象表現のその後(現代への変遷)は見ることができなかった。


なので、刺激を求めて秋葉原へ行ってみた。
僕にとって秋葉原は、ポップカルチャーとして扱われるジェンダーや感情の様子がなんとも現代的で、好奇心をくすぐる街。
まるで、感情までがポップカルチャーの中に取り込まれてしまっているような感じがする。
どう見てもメジャーじゃなさそうな女の人が路上で歌っていて、そのそばで男の人たちが振り付きで応援している光景に、ダダイストっぽさを感じた。


なんか、生きるって面白いなぁ。