インカレロング

オリエンテーリングのインカレロングに参加。
と言っても僕は観戦と応援のために来ただけなのですが。
スタートで選手の気持ちをいい方向に持っていくのが、僕の仕事。


オリエンテーリングは、理想どおりのレースが出来ないのが普通と言うスポーツなので、
多くの学生は、レース中にフラストレーションが溜まったり
自分のレース運びに自信が持てなかったりするもんなんだと思います。
(そういう意味ではゴルフに近いのかも。)
なので、レース前にかける言葉も実は慎重に選んでいるわけで。


最近意識しているのは、「身近で自分より優れた先輩選手がどういうときにいいレースをしたと感じているか」を聞いてもらうこと。
最近は、ワザと東北大学のオフィシャル*1に話しかけて、
「あのさー、○○のいいレースの時には、自分のレース運びにどんな違いがある?」という質問をします。
選手に対して話されている訳じゃないから選手のプレッシャーにならないし、選手自身が忘れかけているポイントを突いてくれることが多いんです。


特に、結果に対するこだわりが大きくなりがちな選手には有効なんじゃないかな。


あとは雑感。
・1年生では東北大学が強い。いい経験の積み方をしていると思った。
・選手権クラスでは、男子も女子も、勝ちそうな人が勝った。
・タイム差がつきそうなレッグが少なく組んであり、コースプランナーの配慮が素晴らしいと思った。
・優勝者や優勝者付近の選手はスポーツアスリートとしての強さを感じさせたけれど、アスリートとしての眼差しの鋭さを感じる選手が少し減ったような気がする。


6時25分の飛行機で、仙台経由で帰りましたとさ。

*1:監督のこと。