wiki型ツールはできないか?

今日の記述は自分の頭の中の整理のために書いたので、いつもと書き方が異なります。

学会2日目。といってもプレカンファレンスやグループワークをあわせるともう4日も学会に参加したことになる。以下、主な感想。

・学会で、インターネットを用いた患者さんへの情報提供モジュールが紹介されていた。
・オンラインラーニングシステムに参加した学生の所属感(sense of belonging)は通常クラスの学生と変わらないことが指摘されていた。
・思春期-青年期女性への性教育に関する発表がとても多かった。さすが女性のおおい業界。
・ハワイだからかもしれないが、環太平洋地域の参加者で8割を占めているような気がする。



僕は大学で学生向けのオンライン学習システムを開発中なので、
以下はその話題。



コンピュータ上の社会における連帯感(あっこれがsense of belongingかな?)というのは実生活のそれと変わらないか、または強いような気がします。
実生活のそれに比べて「利害関係がないこと」の保障があるような気がするからなのだと僕は考察している。


で。オンラインラーニングシステムの紹介を聞いたが、
正直言ってどれも掲示板機能とチャット機能ぐらいに限定されたシステムだった。
僕なりに考える、オンラインラーニングシステムの機能では
掲示板機能ではなくてwiki型システムが存在するようなサイトを作ることが重要だと思う。
そういう意味でよくできているものの一つがはてなグループだと思う。
ただ、はてなグループの場合は個人個人のBLOGがあることで
wiki部分(キーワードの作成とグループ内での共有)があまり活かされないのではないかという懸念がある。


wiki型ツールとしては
はてなグループ
livedoor-wiki(ベータ版)
の完成度が高いと思う。
ただ、もしもこれらのツールを大学で使うとなると、色々とややこしい問題がでてくる(ログ管理、著作権、個人情報保護)ので、やはり今までのツールと同様に、自作のCGIスクリプトで記述できることが望ましい。