googleに学術文献検索ツール登場

学術的な質問は Google におまかせ

Google が、学術文献の検索ツール『 GoogleScholar 』を発表した。この新しい検索プラットフォームを使えば、ピアレビューを受けた研究論文、学位論文、書籍、研究概要、技術報告など、さまざまな学術文献を探すことができる。
学術関連の検索市場は、広告主にとって魅力的な市場となる可能性を秘めている。学生の多くは、広告メッセージが到達しにくい18歳から34歳までのグループに該当するため、そうした多数の学生や教員に直接マーケティングができるとなれば、学術関連サービス/製品の提供業者が積極的に広告費を出すことが考えられる。
新サービスのベータ版は、見たところ広告は掲載していないようだ。この点の確認や、同プラットフォームでのキーワード入札実施の可能性について Google に問い合わせたが、回答は得られなかった。
広告掲載の件はともかく、より多くの利用者を獲得したい図書館や出版社にとって、Google Scholar は貴重な宣伝ツールとなりそうだ。Google Scholar を用いた検索では、文献の概要しかヒットしないことも多い。そのため、Google Scholar は興味ある文献を見つけ出すことにのみ使われ、見つけた文献の完全版は、その後に出版社や図書館から入手することになるからだ。

つかってみました。
http://scholar.google.com/
すると,ヒット件数そのものはPubmedよりも多いんです。
例:schizophrenia + community
google scholar 23000  pubmed 2738
これは,本やweb上のdraftも含まれているからのようです。
動静を注目したいと思います。